夕方になると足がパンパンにむくんでしまって、足が一回り太く見えてしまうという女性も多いのではないでしょうか。
足のむくみは血行やリンパの流れが悪くなっていて、水分や老廃物が細胞の間から染み出して、重力の影響で足にたまってしまったものです。
リンパの流れが悪いということは老廃物がきちんと排出されていないということでもあり、美容の大敵であるセルライトを生み出しているのです。
セルライトとは脂肪細胞の周りに老廃物がくっ付いて大きく固くなったもので、リンパの流れが悪くなればなるほどセルライトができやすくなります。
ヒップや太ももなどの柔らかくて脂肪が多い場所にできやすいですが、ふくらはぎや足首など、むくみやすくてリンパの流れが悪い部分にもできてしまいます。
厄介なセルライトは大きく固くなってしまうと余計に血行やリンパの流れを妨げてしまって、代謝が悪くなって痩せにくい体を作ってしまいます。
また、むくみがさらにひどくなりますから、悪循環に陥ってしまいます。
脂肪と違ってセルライトはいったんできてしまうと、多少運動したくらいでは燃焼されずに残ってしまいます。
痛いマッサージなどを行ってこり固まった周りの老廃物を落とす必要がありますから、セルライトを作らせないようにむくみを解消するのが大切です。
セルライトと違って足のむくみは意外と簡単に解消することができますから、まずはむくみ解消に取り組むのが賢明です。
むくみ解消の第一歩は足の筋肉を刺激することです。
ずっと同じ体勢にならないように適度に筋肉を動かして、リンパの流れ良くするようにしましょう。
また、冷え性はむくみの原因になりますから体を温める食べ物を食べたり、お風呂でじっくり温まるなどして、血行促進に努めるのが良いでしょう。
締め付けの強い下着や靴、衣類などはむくみの原因となりますから、なるべく避けるのが大切です。
もしセルライトができてしまったら、まずは温めてセルライトを柔らかくするのが大切です。
お風呂上りなどの体が温まった状態だとセルライトも壊しやすいので、お風呂上りなどにマッサージをしてセルライトができている部分をもみほぐすようにしましょう。
一日ではセルライトをすっきり落とすことは難しいですが、毎日少しずつマッサージを行うと脂肪細胞の周りに付いている老廃物が落ちていきますからセルライトが徐々に小さくなっていきます。
継続は力なりで地道に体を温めてマッサージをして、セルライトを少しでも減らす努力をするのが大切です。